Sparkling Yamamoto : 純米吟醸うすにごり

まず、ラベルとボトルの日本酒離れしたルックス。シャンパーニュ同様の瓶内二次発酵というのも期待感満載。

そして、発泡すごいです。未だ出会ったことないぷしゅ〜、ぶくぶく、あわあわ。上がってくる泡をコントロールしながらこぼさず開栓するまで、およそ5分。この間のワクワク、待ち遠しい感じ、伝わるといいなーと思って、動画撮ってみました！

香りのファーストインプレッション。酸味を予感させつつ、ほのかに磨いた上質なお米の香りがフルーティーに香ります。発泡日本酒＝ほの甘な印象を持っていたのですが、口当たりは強めの炭酸で、後口もキレが良くて、甘さの要素は控えめ。でも米感はしっかりあって、なんだろう、串揚げに合わせたらいいかもってピンときました。

ホタテとかじゃなくて、鴨をチョイス！我ながら「正解」と手を打ちたくなるマリアージュ。冷めて少しだけ油っぽい串揚げの油っぽさを強めの炭酸がしっかり洗い流し、しっかり残る米のふくよかな味と鴨を噛みしめた野生味にベストマッチ。ソースはかけずに、鴨の味と若干の塩気を感じるくらいがおすすめ。 あと、シャンパーニュ製法ということで、マンゴー＆クリームチースも合いそうかなと思ってトライ。こちらもなかなか素敵な組み合わせでした。マンゴーの濃厚な甘さ、ねっとり感と酸強めの炭酸がぴったりハマり、若干ミルキーさを感じる味わいゆえ、チーズも相性バッチリ。フレッシュマンゴーとチーズでもやってみたい気がします。今回なかったけれど、ミモレットとかも合いそうな気がしました。